初めて、2泊の散歩を実施する。
ゴールデンウィークで込みあうだろうと考え、名古屋まで新幹線の指定席でいき、
鳴海まで名鉄でもどり、歩き始める。
宿の街道は適度のカーブをもち、菓子司、酒屋、時計屋など古い家並みである。
右の小さな天神社が鳴海城跡である。この城は「根古屋城ともいい、応永年中(1394-)に
安原宗範が築城した。永禄3年(1560)桶狭間の戦いでは、今川方の猛将岡部元信がこの城に
配され、義元が討たれた後も最後まで立てこもって、奮戦した」という。
境内に芭蕉の「京まではまだ半空(なかそら)や 雪の雲」の句碑がある。
道をはさんで庚申山圓道寺がある。
山門の梁にかけてある木額は三猿の大きなもので珍しいが、残念ながら新しい。 |