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第14日 今市〜東照宮 (その1)
東照宮の近辺の落ち着いた道を散策する。
東武下今市駅を通り、近くの報徳二宮神社にいく。 「尊徳は嘉永6年(1853)徳川幕府の命をうけ、 旧日光神領地の開拓事業にあたったが、 安政3年(1856)、事業半ばにしてこの地で逝去した」。 そのことを記念して造られた神社である。 同名の報徳二宮神社が東海道の小田原にあった。 小田原は二宮尊徳が生まれたゆかりの地である。
国道119号にでる。今市の繁華街である。
右の浄泉寺にいく。
境内に、子育ての沢像司(たくぞうす)稲荷がある。 この稲荷社は二宮家の信仰が篤く、尊徳の子孫が中心になって稲荷を維持する費用を得るため、 基金をつくり貸し金の利息を充てたという。
左に、今市総鎮守の瀧尾神社がある。 天応2年(782)勝道上人が、 日光二荒山大神を祀ると同時に、 ここに神社を祀ったものである。
平成2年(1990)の御大典記念の「ブロンズ」の狛犬がいる。「招魂社」の形であるが、印がない。
ここから国道119号に沿った杉並木をいく。 断続的に、日光まで続く並木道である。
右に杉並木公園がある。大きな水車が多く集められている。
瀬川の一里塚がある。 日光道中最後のものである
この辺りから商店の多い街並みになる。
日光道中の最終地点である神橋につく。