並木寄進碑がある。
日光杉並木は、「日光(鉢石〜大沢)、例幣使(今市〜文挟)、
会津西(今市〜大桑)の3街道からなり、
特別史跡、特別天然記念物に指定されている」。
この寄進碑は「松平正綱が、杉並木を植栽して東照宮に寄進したことが
かかれたもので、三街道の入り口とその起点である日光の神橋畔の4ヶ所に
立てられていて、日光神領の境界石ともなっている」。
松平正綱は、家康の身近で仕えていたが、家康の没後も日光を訪れ
東照宮の警護や修理を務めて、2万2千石の大名に任ぜられた。
そのことに感謝して、約20年間かけて杉並木を植栽し、寄進したという。 |