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2 目黒田園調布コース(その2) 2002.12.29
氷川神社がある。 旧衾村の鎮守で広い境内で、 正月も近いので清掃が行き届いて いる。
大正5年の「江戸」狛犬がいる。
呑川を暗渠にして、桜並木になっている緑道を行く。
目黒通りに面して、小屋かけされた九品仏名号題目道標がある。
自由ヶ丘学園の辺りから自由が丘駅に近づくようにして熊野神社へ行く。
大型の昭和43年(1973)の「鈴しょうわ」の狛犬がいる。 他に平成13年(2001)の「新しょうわ」狛犬がいるが、 その古い台座には奉納者は明治37、8年戦役(日露戦争)従軍者で石工は溝の口内藤慶雲と かかれている。古くなったので新しい狛犬に取り替えられたことがわかる。
自由が丘駅に行く。
九品仏川を暗渠にした緑道に沿って 九品仏浄真寺に行く。
仁王門の前に大きな門松が飾られている。
東急大井町線、東横線を東に横切り奥沢神社に行く。
この神社には、江戸時代に始まったという疫病退治の「厄除け」の大蛇を担いで町を練り歩く行事 が残っている。町内を練り歩いた後には、新しく作られたわらの大蛇は社殿に安置され、 社殿にあった昨年の大蛇は鳥居に架けるのだという。 鳥居に架けられたわらの大蛇は10mもあるもので、目は模造の目玉が張りつけてあり、 鼻の穴、口、ひげはわらを編んで作られている。
住宅地の中を南に行き田園調布駅に来る。
放射状の銀杏並木を通ってお屋敷街のゆるい坂を上ると宝来公園がある。 公園の中を下ると池があり、鴨が水浴びをして親子づれが餌を与えている。
そこから多摩川に沿った丘陵一体が多摩川台公園である。 ここは8基の古墳からできていて、全長100mの前方後円墳である亀甲山古墳は 都内最大級の規模のものといわれる。
公園を通りすぎて、浅間神社へ行く。ここも初詣の準備をしてきれいである。
新幹線の鉄橋の近くまで行くと「丸子の渡し」の 説明板があった。