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第13日 徳次郎〜今市 (その1)
今回の散歩で日光道中を踏破するため、2泊かけて歩くことにする。
智賀都(ちかつ)神社がある。
鳥居の内に2本の大きなケヤキがある。 説明版には、右のケヤキは「天を受けるように枝を広げ」 左のケヤキは「天に向かって」いると書かれているが、 葉が落ちているので見た目にはわからない。
赤い屋根の拝殿の後にある本殿は、 朱で塗られているが、 鎌倉時代に造られたもので、 日光の東照宮よりずっと古いものであるという。
神社を出ると徳次郎6本杉があり、杉並木が続く。
大きな道標がある。大網町への入口である。
二宮尊徳の指導、監督で造られた石那田堰がある。 これは田川から取水して 徳次郎の6つの郷の田や飲料水としても供給されたもので 六郷用水とも呼ばれる。
昼食をとるところを探しながら歩いていたが、なかなか見つからない。 そば屋をようやく見つけ、昼食にありつく。 「こだわりそば」と看板にあるように、注文を受けてから打つ十割そばはうまい。
そば屋の前庭に、天保4年(1833)と嘉永元年(1848)の庚申塔が並べられていた。