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第12日   宇都宮〜徳次郎  

             歩いた距離  15.9km       2006.09.17 

                

 JR宇都宮線の宇都宮で下車する。
 駅前のデッキを降りると、餃子屋さんが多いことがわかる。
 宇都宮は日光道中と奥州道中が分かれる地で、奥州道中である駅前の大通りを追分までもどる。

nikko12-01.JPG  田川を宮の橋で渡る。古くて大きい、立派な親柱がある。

nikko12-02.JPG  アーケードのある商店街が続いている。

nikko12-03.JPG  右に二荒山(ふたあらやま)神社がある。
 「主祭神の豊城入彦(とよきいりひこ)命は、崇神天皇の第一皇子であり、
勅命を受けて東国治定のために下られ、国土を拓き、産業を奨励し、
民を慈しんだので、豊城入彦命の徳に服しました。
 その子孫は東国に広く繁栄され、命の偉業を偲び、
現在の下之宮の地に祀りました。
 以来、藤原秀郷、源義家、源頼朝、徳川家康など
武将の尊崇を受けました」。
 下野国の一宮である。

  

nikko12-05.JPG nikko12-04.JPG  拝殿の前に、
大型の昭和52年(1977)のしょうわ」狛犬がいる。

nikko12-06.JPG nikko12-07.JPG  境内社の須賀神社・市神社の前に、
昭和59年(1984)の江戸くずし」狛犬がいる。
 目、鼻が大きく、ひょうきんな顔をしている。
 尾は渦がありながらも単純化されている。

 追分の先、郵便局の入ったビルの中の壁に、「蒲生君平生誕の地」の説明版がある。

nikko12-08.JPG  追分に戻って、旧日光道中である清住通りを北へいく。

nikko12-09.JPG nikko12-10.JPG  漆喰造りの
商店
が残っている。

 君平の墓のある桂林寺にいく。
 ここには、戊辰戦争の両軍兵士の多くの墓がある。

 現在の新しい日光街道、国道119号と合流する。

 左の国立栃木病院の守衛所の横に、柏の古木がある。
 この木は「宝の木」として親しまれていて、この辺りの宝木という地名の由来になっている。

nikko12-11.JPG nikko12-12.JPG

 左に入ると小さな高尾神社がある。
 木の鳥居で、
屋根をかけただけの祠がある。

 境内の一郭に、
近在から集められたものか、
15体もの狛犬が置かれている。

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 顔つきも姿勢も種々であるが、
 多くの狛犬は「先代」化している。

 明和8年(1771)と読めるはじめ」狛犬がいる。
 左右とも頭に大きな穴がある。 

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 桜並木となり、車の通行は激しいが、並木の外に歩道が確保してあるので、
気持ちよく歩ける。

 宇都宮文星短大の手前に上戸祭の一里塚があるというが、
気づかずに通りすぎでしまった。

nikko12-20.JPG nikko12-16.JPG  東北自動車道と交差する前に
高谷林の一里塚がある。
 左右とも歩道の外にあり、
小型ながら原形をとどめている。

 中徳次郎に入る。

nikko12-17.JPG  左の畑の中に薬師堂がある。
 隣の小屋がけの中に3体の石仏が置かれている。
 文化元年(1804)の馬頭観音がある。
道標を兼ねていて「右ハ山道 左ハ氏家、白沢道」と彫られている。
 享保16年(1731)の六面幢六地蔵がある。
 六面幢六地蔵は、矢倉沢往還を歩いたとき、裾野市の岩波で見た。
 十九夜塔もある。

nikko12-18.JPG  徳次郎交差点を左に入ると、(あざ)地蔵がある。
 アザやイボで困っている人が地蔵にお願いすると直るということで、
東京、福島、茨城、群馬からも参拝があったという。

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 中徳次郎からバスに乗り、宇都宮から電車に乗車して、帰宅。

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