第5日 北越谷〜東武動物公園 (その2)
( 歩いた距離 22.7q) 2005.05.04 |
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南朝の臣春日部重行の墓がある最勝院にいく。
明治26年(1893)、ここを起点にして、草加を経て
千住まで結んだ千住馬車鉄道があったという。 |
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街道にもどって、大落古利根川を新町橋で渡る。
少し下流には大きな白壁の倉庫があり、河岸の雰囲気が
残っている。 |
右側に香取神社がある。小さな神社である。
フェンスに保護された「獅子山」の狛犬がいる。
明治23年(1890)の左右ともアであるが、尾は丸まって背にのっていて、
八幡神社とは雰囲気が違う。 |
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小渕の一里塚跡の碑が、庚申塔と並んで立っている。 |
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その先の国道4号線と合流する手前に、
正面に文字で青面金剛と書かれ、
側面に「左日光道」と書かれた
宝暦4年(1754)の庚申塔の道標がある。
その隣に、
「右方せきやど道 左方あふしう道」
と書かれた小さな道標がある。 |
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左に小渕観音院という古い寺がある。
この寺は「この地方の観音信仰の霊場として有名で、
いぼ、こぶ、あざにご利益があるといわれている。
毎年8月10日には県内の山伏が参集して
護摩修行を行い、近隣の善男善女が枝豆を奉納し
参拝する祭礼がある」。 |
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本尊の他に円空仏が7体保存され、
この日たまたま展示されていて、版画の説明書きがあり、
近在の人が説明してくれた。 |
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杉戸町にはいる。
国道4号線をなおいく。二股のところで左の細い道をいく。 |
杉戸町:マンホール
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九品寺があり、そこに天明4年(1784)の庚申塔があり「右江戸 左日光」と書かれた
道標を兼ねている。その道標にも「不」の字の水準点のマークが彫られている。 |
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堤根で杉戸町役場への道をいく。
この辺りが杉戸宿であり、古い家が残っている。 |
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右に近津(ちかつ)神社
がある。
社殿の建て直しのため
石造りのものだけが
残っている。
元治元年(1864)の
「江戸」狛犬がいる。
右からア・ウンで
猫背で振り返っている。
石工は杉戸村
石塚元吉・又吉である。 |
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銀行の前に明治天皇御小休所の碑がある。
古川橋で大落古利根川を渡る。
東武動物公園駅で乗車して、帰宅。 |
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