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第11日  坂本〜軽井沢〜沓掛(その3)
     (横川)        (ゆうすげ温泉)
          宿間の距離  12.7km+3.9km  09.09.27
               (歩いた距離  25.8 km)    11.04.26

 見晴台にいく(11.04.26)。
 上毛三山(妙義、赤城、榛名)や南アルプス・北アルプスを影絵のように稜線が示している。
 また、雪をいただいた浅間山が近々と見えた。
 ここは戦国時代にはのろし陣営を設けたところであるという。

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nakasen11-56.JPG  山道の旧道は歩行が困難そうなので、
133号線(御巡幸道)を下る。

nakasen11-57.JPG  緩やかな坂道になったところに矢ヶ崎川があり、
二手橋を渡る。

 ショー・ハウスがある。
 「宣教師ウイリアム・ショーが、明治21年(1888)に避暑用に別荘を建て、
これが軽井沢の別荘の第1号となった。
 構内に礼拝堂を建てた。現在もここを訪れる人すべてに開放されている」。

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 芭蕉句碑がある。

「馬をさへ ながむる 雪のあした哉」

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 軽井沢銀座を行く。ここが旧中山道である。

 つるや旅館がある。ここは茶屋つるやであったところ。

 雨が止んだので、そぞろ歩きの観光客が多い。

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 昔ながらの建物がある。

 軽井沢写真館は店の前に、古い写真を展示している。

nakasen11-81.JPG  脇本陣跡の、軽井沢観光会館
しょうしゃな木造建築である。

nakasen11-64.JPG  日本基督教団軽井沢教会は、
芝生と花壇の前庭の奥に立っている。

 軽井沢宿を通り抜けると、別荘と居宅が混在してくる。

 ひどくなった雨の中を、ただひたすら歩く。
 4時を過ぎたばかりなのにかなり暗くなってきた。

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 道辺に、道祖神馬頭観音が数基立っている。

 軽井沢道路元標がある。

 信号「離山」で国道18号線に合流する。

 軽井沢町歴史民俗資料館や
市村(いちむら)記念館の道路案内があるが、
寄らずに先を急ぐ。

nakasen11-66.JPG  信号「軽井沢中学校前」で左折する。

nakasen11-67.JPG  しなの鉄道の踏切を渡り、
すぐに右に曲がると旧道がある。

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 中軽井沢の駅舎が見えてくる。
 前沢橋湯川を渡り、川沿いの道を行き、
線路を越えて18号線にもどる。

 国道の先に長倉神社があるので寄っていく。
 広い樹木の境内に、右アが玉を持ち、左ウンが子を押さえている「新しょうわ」の狛犬がいる。

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nakasen11-72.JPG  信号「中軽井沢」の周辺が沓掛宿である。
 商店の閉まったシャッターに、
「かるがも」や「まみじろ」などの鳥の絵が描かれている。

nakasen11-74.JPG  「沓掛時次郎まんじゅう」の看板がかかった菓子屋がある。

nakasen11-73.JPG nakasen11-75.JPG  信号の先には
ひっそりとした
「中軽井沢」の駅
見える。

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 再び、斜め左の旧道に入る。

 双体道祖神や馬頭観世音、二十三夜塔など
石碑がいろいろある。

 「古宿児童公園」と看板がでた小さな公園がある。
 この辺りが「古宿村」か?

nakasen11-77.JPG  18号線に合流する手前を左に入って、ようやく、ゆうすげ温泉に着く。
 ここが、今日の宿泊場所である。
「ゆうすげ温泉」という名の酒の晩酌で夕食をとる。

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