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第4日   仲町台〜桜株  (その2)

                (歩いた距離 20.2q 2001.09.15)

naka4-19.JPG naka4-18.JPG  街道の右に、緑の多い落ち
着いた雰囲気の宗川寺がある。
 その100bほど手前に、
瀬谷問屋場があったという。
それは「天正6年(1578)小田原
北條氏が関東経営の駅路として
設けた」ものである。
 徳川時代になり「江戸と
平塚間の5駅の中宿として、
中原往還の人馬、諸貨物の
運送、継立ての役割を果たした」。

naka4-16.JPG naka4-17.JPG  街道に出て進み、相州道と交差する所が
二ツ橋である。この地名は、「しみじみと
 清き流れの 清水川 かけ渡したる 
二ツ橋かな(徳川家康)」のように
清らかなたたずまいにふれて
詠まれたものに由来する、という。
 ここに中原街道の道標が立っていて
「右八王子往来 左神奈川往来」と
書かれている。 

naka4-21.JPG naka4-20.JPG  境川を新道大橋で渡ると大和市に
入る。

大和市:マンホール

naka4-22.JPG naka4-23.JPG  坂を上ると、左に左馬神社がある。
 左馬頭源義朝を祭神とするもので、境川の
流域には「左馬神社」、「鯖神社」が多い。
 ここの狛犬は顔が大きい平成7年(1995)の
「新しょうわ」である。
境内の一角には「先代」の狛犬の片割れがいた。

naka4-24.JPG naka4-25.JPG  入り口の鳥居の脇に、
近在から集めたのであろう、
庚申塔などが10塔程ある。

naka4-26.JPG  神社の前に「巡礼街道」の道標がある。
「板東三十三カ所のうち、第8番星谷寺(座間)と
第14番弘明寺(横浜)または第4番長谷寺(鎌倉)を結ぶ
江戸時代の古道」と書かれている。

 小田急江ノ島線の手前の町田・藤沢線の「桜株」に着く。
この名はバス停と踏切の名前に残るだけである。

 桜ヶ丘の駅から帰宅。

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