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第4日 仲町台〜桜株
(その2)
(歩いた距離 20.2q 2001.09.15)
街道の右に、緑の多い落ち
着いた雰囲気の
宗川寺
がある。
その100bほど手前に、
瀬谷問屋場
があったという。
それは「天正6年(1578)小田原
北條氏が関東経営の駅路として
設けた」ものである。
徳川時代になり「江戸と
平塚間の5駅の中宿として、
中原往還の人馬、諸貨物の
運送、継立ての役割を果たした」。
街道に出て進み、相州道と交差する所が
二ツ橋
である。この地名は、「しみじみと
清き流れの 清水川 かけ渡したる
二ツ橋かな(徳川家康)」のように
清らかなたたずまいにふれて
詠まれたものに由来する、という。
ここに
中原街道の道標
が立っていて
「右八王子往来 左神奈川往来」と
書かれている。
境川を
新道大橋
で渡ると大和市に
入る。
大和市:マンホール
坂を上ると、左に
左馬神社
がある。
左馬頭源義朝を祭神とするもので、境川の
流域には「左馬神社」、「鯖神社」が多い。
ここの
狛犬
は顔が大きい平成7年(1995)の
「新しょうわ」
である。
境内の一角には「先代」の狛犬の片割れがいた。
入り口の鳥居の脇に、
近在から集めたのであろう、
庚申塔
などが10塔程ある。
神社の前に
「巡礼街道」の道標
がある。
「板東三十三カ所のうち、第8番星谷寺(座間)と
第14番弘明寺(横浜)または第4番長谷寺(鎌倉)を結ぶ
江戸時代の古道」と書かれている。
小田急江ノ島線の手前の町田・藤沢線の「桜株」に着く。
この名はバス停と踏切の名前に残るだけである。
桜ヶ丘の駅から帰宅。
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