トトロのような大きな竹細工が屋根に飾られた田村竹細工店が目立つ。
千年(ちとせ)という所で、子母口貝塚を探す。道を出会った少女に聞く。
縄文時代早期の土器が出土していると説明されていて、小公園になっている。
前回(平成8年)は近くの子母口富士見台古墳に行った。
「橘樹神社の社伝では、日本武尊東征の際、尊の身代わりに横須賀の走水で
海中に身を投じた弟橘媛の御衣、御冠がこの地に漂着したと伝えられ、
それを祭って御陵を作ったのが、この古墳である」という。
今回は、その橘樹神社に行く。
「尊は御東征の帰路、この地に立ち寄り媛を慰霊するため一社を建立した」のが
この神社であると伝えられている。
本殿の前に、太く巻いた尾を持った平成2年(1990)の「参道犬」の狛犬がいる。
左右ともにウン・ウンでそれぞれに太った子犬がいる。
境内の「日本武尊の松」の石碑の前に、明治13年(1880)の「参道犬」狛犬が置かれてある。
本殿前の「参道犬」がそっくりなのでこちらが元祖か。石工は溝之口の内藤留五郎である。 |