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第2日 荏原中延〜武蔵中原 (その2)

                 (歩いた距離  13.5km  2001.08.13)

nakahara2-17.JPG  多摩川を、丸子橋で渡ると、川崎市に入る。

川崎市:マンホール

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 右岸を少し下り、お祭りの準備で
にぎわっている日枝神社に行く。

 昭和2年(1928)の
「江戸」狛犬がいる。
右アにいる子狛が玉で遊んでいる。
「溝の口系」で、軍人会と青年団が
奉納したものである。

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 参道に猿が置かれている。
「この神社は、日枝神社の総本宮である大津市の
日吉神社の分霊社として、神猿石像を建立す」と
説明されていて、「神猿」は「魔を去る」「人に優る」
「勝る」等と縁起がよいといわれている。

 参道を挟んで置かれているので「参道猿」である。

 境内に庚申塔がある。

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 中原街道に戻ると、
「右東京十粁 左平塚五十粁」と
書かれた標示柱がある。

 この辺りから長屋門のある旧名主家、
明治に創業され「キッコー文山」の商標の
石橋醤油店など大きな屋敷があり、
また「カギ」型が曲がっており、
中原宿に入ることがわかる。

nakahara2-24.JPG nakahara2-25.JPG  ここに小杉御殿が
あった。現在は西明寺
なっている。
 緑が濃く、庭が清潔な
寺である。
 境内に二宮尊徳像が
あり、ここが明治初期に
「小杉学舎」という
近代教育の場であった
という。

 小杉神社に行く。昭和34年(1959)の「しょうわ」狛犬である。

 稲毛領と川崎領を潤した二ヶ領用水に小さな神地(ごうじ)橋が架かっている。

 泉沢寺がある。その説明版に「室町時代、世田谷領主の吉良氏はこの地を繁栄させるため、
泉沢寺に門前市を開いた。夏の泉沢寺の市は冬の世田谷ボロ市と並んで広く知られている」。

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 小祠の中に立派な庚申塔がある。
この辺りで道の傍らに、庚申塔や地蔵などの石仏が
所々に見られるようになる。

 南武線の武蔵中原駅から武蔵溝の口まわりで帰宅。 

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