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第8日 修善寺〜湯ヶ島     

                歩いた距離 15.6 km  2003.09.05

 伊豆箱根鉄道は修善寺が終点なので、湯ヶ島と河津梨本で2泊して、
「伊豆の踊子」の道を徒歩だけで行く予定である。

 修善寺駅で下車し、狩野川を修善寺橋で渡り、
学生と踊り子が初めて出会ったという湯川橋を渡って狩野川沿いに行く。

izu08-01.JPG izu08-02.JPG  ナマコ壁の家があり、
秋葉山灯籠や庚申塔がある。

 それから先は山間ののどかな農村風景が続く。

 一面稲田である。稲刈りして天日に干されているものもある。
鎌で稲を刈っている人に「今年は不作だと聞いていますが、どうなんですか」と話しかけると、
「早稲(わせ)は平年並みだが、晩稲(おくて)は実のつきが悪い。
今刈っているのは、早稲のササニシキだ」とのことである。

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izu08-05.JPG  道路脇に道祖神が集められて安置されている。

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 天城湯ヶ島町にはいる。

 ここのマンホールの絵は、伊豆の踊子の学生と踊り子である。

マンホール:天城湯ヶ島町

 右に佐野神社がある。木が茂り境内が広いが、釣り人の駐車場となっている。
 河原を見ると多くの人が釣りをしている。

 コンクリの吊り橋を渡り、 国道136号線に出る。

izu08-07.JPG  軽野神社がある。銅貼りの鳥居の静かな神社である。
 この神社は「笠離明神、笠卸明神とも称せられ、
この前を通る人々は神威を恐れて、
笠をおろし敬意を表したため」という。

 青埴(あおはに)神社がある。
 高い石段の上り口に、昭和15年(1940)の「唐草しょうわ」狛犬がいる。
 正面を向きどっしりとした、皇紀2600年記念のものである。

 ここは、シダレイロハカエデが有名で、狛犬の右側の青々とした立派な木がそれである。

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izu08-11.JPG 酒屋があり、屋根に酒樽が置かれ伊豆の地酒あらばしりと書かれている。

 矢熊橋で狩野川を渡り、川を右に見ながら南へ歩く。

 稲田の中に矢熊神社がある。

 道ばたに道祖神がある。

 田沢神社がある。昭和50年(1975)の「しょうわ」狛犬がいる。

 明徳観光センターという派手なドライブインのような店がある。
 その店の中を通り抜けていくと明徳寺がある。
曹洞宗の寺だが、東司(便所)の守護神で伊豆3大奇祭のひとつが行われる。

izu08-12.JPG izu08-13.JPG  公衆便所のような建物の中に
東司の守護・烏瑟沙摩(うすさま)明王や
女のシンボルが祭られている。

 市山神社がある。

 湯ヶ島温泉郷に入る。

izu08-14.JPG  川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した宿、湯本館がある。

 その近くの今日宿泊する白壁荘に到着する。
 時間は早いがチェックインする。

 溶岩でできた石の露天風呂と樹齢1200年の木をくりぬいた露天風呂に何度も入り、満足する。

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