馬を繋ぐ輪金具と水飲み桶。店の前に取り付けられたばったり床几(見世棚)。
二階の手すりや格子窓がきれいな芸妓置屋であった「開運楼」。
右にある関神社へ曲がる角に「御馳走場」の倒れかけた標石がある。
「宿に出入りする大名行列の一行を宿役人が出迎えたり見送ったりした場所」である。
関神社の拝殿の前には苔むした「京うちわ」の狛犬。左ウンには角があった。
旧道にもどると、瓦屋根で格子造りの町屋風の「百五銀行」。
二階の小屋根の上に、漆喰細工の虎と龍がついた家がある。
多くの道具がきれいに並べられていた「桶重」という桶屋さん。
鶴屋という脇本陣。ここは座敷の上につけられている千鳥破風。
屋根付の庵看板が目立つ銘菓「関の戸」の深川屋。 |