土手の下にまたまた川俣神社。
拝殿は多少古いが、中はシンプル。
境内の一角に、お尻を上げた座り方で頭が大きい昭和4年(1929)の「京尾太」狛犬いる。
古い庚申塔がある。
川俣神社が三ヵ所もあるのは、洪水が起きないように祈ったものか。
和泉橋を渡る。遠く低い山並みと水量の少ない川原、竹藪、家がひとかたまり。
夕方で全体に色彩が乏しい風景で、古い時代にもどったようだ。
観音堂跡に当時の鬼瓦などがきれいに展示してある。
瓦が落ちかけている地蔵さんの小さな祠。
黄色い菊が飾ってあるのはアンバランスでかえってわびしい。
JR井田川駅に着く。ここは無人駅で、人待ち顔の自転車が十数台置かれてある。
田んぼの中の駅で、1時間ほど待つことになる。
天気が良く暖かなのでよいが、そうでない時は一層寂しくなっただろう。
関西線で名古屋までいき、新幹線で帰宅。 |