昨日(1998.1.14)は三島から片浜まで歩き沼津で泊まり、今日は富士の方に続けて歩く
予定であったが、朝から雨がひどいので、由比の東海道広重美術館にいくことにする。
今日は成人の日であるが、東京は雪の模様。
沼津の宿をでて、JRに乗り蒲原で下りる。
駅前から黒瓦の古い家並みの商店街が続く。
東名高速をくぐり、左の旧道を進む。「正雪」を出している神沢川酒造がある。
39番目の一里塚の案内板がある。
神沢川を渡ると由比の宿。
宿の入り口は桝型をとどめている。
説明版に「宿の出入り口は桝型(かぎの手)に折れ曲がり、木戸が作られ
万一の攻撃を防ぐ治安維持とともに宿の出入り口の道標にもなっていました」とある。
道はきれいに舗装されていて、古い家の静かなたたずまいを保ち、町並み保存をしている。
志田氏宅の案内板がある。「志田氏は家格も古く、玄関を入ると帳場で箱階段に
なっており、商家の面影を残している」とのこと。
御七里役所の案内板がある。「西国の大名には江戸屋敷と領国との連絡に
七里飛脚という直属の通信機関を持つものがあった。
此所は紀州徳川家の役所で、江戸和歌山間584キロを普通8日を要したが
特急便は4日足らずで到着した」という。
右の急階段を上ったところに飯田八幡神社がある。
神社の右に「ゆい桜えび館」がある。当地名物の桜エビの商品が並び、
観光客に説明して販売していた。 |