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第2日 高山〜萩原〜下呂  
                 
 歩いた距離    18.3km      2001.09.02

 朝食の前に、飛騨天満宮へいく。

 元禄2年(1689)の小さな鳥居がある。

 鳥居の前に昭和30年(1955)の「唐草しょうわ」がいる。

 本殿の前には「飛騨はじめ」の狛犬がいる。制作はかすかに安政と読める。
 きのう見た東山白山神社の「飛騨はじめ」と比べると全体に風化し丸まっていて、
優しい感じ。歯並びも優しい。耳は後ろに寝ている。尾は小型の竹の子状である。
 目は平たい楕円形で少し飛び出ていて、
目と目の間にすじがあるのでメガネをかけているようだ。

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 近くの白山神社にいく。平成4年(1992)の「鈴しょうわ」狛犬がいる。

 朝食後、国分寺を見てから、宮川の朝市を見物する。

 二四三屋(ふじみや)のみたらし団子を食べながら歩く。

 朝市は宮川に面した商店街と露天のテントが百メートルも並んでいて、
買い物客と見物客でいっぱい。

 赤かぶ、青菜の野菜や駄菓子などの食べ物、鉢植えの草花、
高山名物の特異な形をした人形の「猿ぼぼ」などの飾り物が売られていて色彩が豊かで
楽しくなる。

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 うるし黒で出格子の日下部民芸館にいく。
黒光りした太い梁や柱、木製の民具が時代を感じさせる。

 周りの旧家もうるし塗りの格子や引き戸と明るい黄土色の壁が調和している。

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 通り全体が昔のたたずまいを残している上之町へいく。

 味噌、酒、喫茶などの商店と古い民家の家並みを見て歩く。
 通りに面して、青紫の朝顔の鉢が置いてあり、落ち着いた雰囲気に色づけしている。

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 陣屋前朝市にもいってみたが、
遅かったので店じまいをしている。

 唯一現存する郡代代官所であるという
高山陣屋を見物する。

 檜皮葺きの屋根がきれいな大きな建物で、
罪人を吟味する白洲、年貢米を収納する広い土蔵がある。

 ここで山岡鉄舟の立像を見る。
江戸無血開城に功績のあった幕臣で東海道でも鉄舟にまつわる事跡があった。
鉄舟の父が高山郡代になり赴任し、この陣屋に住んだという。

 高山駅前のそば屋「小舟」で昼食。

 駅前から、下呂行き1時半のバスに乗る。

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 萩原町:マンホール

 インターネットで珍しい狛犬がいると教えられた二つの神社を
参拝するため、バスに1時間ほど乗り、
下呂の手前のJR飛騨萩原駅を過ぎた所で下車する。 

そこでは益田川のあゆの観光ヤナをやっている。
やなの設備が作られていたが、漁師の姿も見えず、
川の水が流れているだけであった。

 河原のテントがけの食事処にはいり、
串に刺した生きた鮎を目の前で塩焼きにして食べた。

 すこし戻り、益田橋で飛騨川を渡り、山裾の道をひたすら南下する。

 畑仕事をしていた人に尋ね、小さな集落の裏山の中腹にある跡津神社にいく。
石垣で土止めした小さな神社である。

 社殿の縁に小型で石像の「飛騨はじめ」狛犬がいた。
浅い彫りである上に風化が激しく目鼻は凹凸が残るだけである。
右は口を閉じているのでウン、左は歯並びがかすかに見えるのでアである。
前後の四本の足は分離してなく繋がっていて、
そこに明和4年(1767)と製作年が彫られている。 

 今までこれほどシンプルな狛犬は見たことがない。
縁の上に直置きになっているのでもともとはどこに置かれていたのか、
置き方の左右もどうであったかわからない。

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 社殿の中にも小型の狛犬が三対いるようだが、暗くて写真はとれなかった。

 道が工事中で、道路の案内板に従って田んぼの中の道をひたすら歩く。

 途中に庚申塔や馬頭観音がある。
この辺りの石仏は石などで作った屋根の下に安置されている。

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 西上田神社へいく。ここは境内が2段になっている大きな神社である。

 石段を上がった脇に、小型の「飛騨はじめ」狛犬がいた。
風化され苔むしているが目、耳、口がよくわかり、
太った子犬というか子熊の様な体つきであった。やはり足は分離していない。
石の足座の上に置かれているのでここが安住の場所であろう。

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 境内の一角に昨日の高山白山神社の狛犬と同様、口先が長く、
目が大きく彫られて笑っているような「飛騨はじめ」狛犬がいた。
尾は細い1本で背にくっついている。

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 石碑が集めて置いてある境内の一角に、
少し上向いて天に吠えている様な寛保3年(1743)の「飛騨はじめ」狛犬がいる。
たてがみが渦巻きのように陰刻されているのが特徴である。

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境内に稲荷社があり、背筋を伸ばして目がきりっとしている「キツネ」がいる。

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 飛騨川を左に見ながら下呂を目指す。

 下呂大橋で飛騨川を渡り、今日の宿小川屋に着く。

 さすがに下呂温泉。野天風呂や大浴場で、手足を伸ばして今日の汗を流す。

 昨日今日見た飛騨の狛犬、特に「飛騨はじめ」の話をしながら、夕食。

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