もどる すすむ
付録 白河の関
朝食後、那須高原のペンションを出て、 白河の関に行く前に、那須湯元に行く。
この地の小高いところにある、温泉神社に行く。 この神社は、舒明天皇の時代(630年)に、温泉が発見されたので創建された。 また、那須与一が屋島の戦いで扇を射る時に祈願した神社であるという。
白河の関に行く。 小高い丘全体が緑に包まれ、周りに人家もないさびしい所である。 白河の関は、念珠(ねず)ヶ関、勿来(なこそ)関とあわせて奥州三関の一つである。 能因法師の和歌「都をば 霞とともに立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」が有名である。
境内に、奥の細道で曽良が詠んだ「卯の花を かざしに関の 晴着かな」の碑がある。
帰る途中で、白河ラーメンの元祖「とら食堂」で1時間以上並んで、ラーメンを食べる。