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付録   白河の関 

                         2008.09.21

               

 今日は、白河の関に行く日である。

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 朝食後、那須高原のペンションを出て、
白河の関に行く前に、那須湯元に行く。

 那須の源泉である鹿の湯で、温泉につかった。

 この地の小高いところにある、温泉神社に行く。
 この神社は、舒明天皇の時代(630年)に、温泉が発見されたので創建された。
 また、那須与一が屋島の戦いで扇を射る時に祈願した神社であるという。

 「江戸」狛犬がいる。
大正8年(1919)で、石工は益子富之助である。
右からア・ウン、子・玉で、ヒゲも尾も毛並みがそろっていて、安定感がある。

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 白河の関に行く。
 小高い丘全体が緑に包まれ、周りに人家もないさびしい所である。
 白河の関は、念珠(ねず)ヶ関、勿来(なこそ)関とあわせて奥州三関の一つである。
 能因法師の和歌「都をば 霞とともに立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」が有名である。

 小高い丘の上に、白河神社がある。
 参道の入り口に狛犬がいる。
 昭和6年(1931)の「尾立ち」である。右からウン・アで、玉・子である。
体のわりに頭が大きい。毛が豊かで、尾は大きく持ち上がってから波のように背にかかっている。

osyu2-34.JPG  石段を登っていくと、「古関蹟」の碑がある。
 これは、「白河藩主松平定信が寛政12年(1800)に、
ここが白河関跡であると断言し、建立した碑」である。

osyu2-35.JPG osyu2-36.JPG  石段の脇に
「サル」のような顔の狛犬がいる。
 大谷石のような柔らかい石で
造られていて溶解しているようだ。
苔むしていて設置年もわからない。
 右からア・ウンで、玉・子である。
まゆが太く、ドングリ目で
かわいらしい。

 境内に、奥の細道で曽良が詠んだ「卯の花を かざしに関の 晴着かな」の碑がある。

 帰る途中で、白河ラーメンの元祖「とら食堂」で1時間以上並んで、ラーメンを食べる。

 夜、帰宅する。

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