日光道中　10-2

第１０日　　　小山～石橋　（その２）　　

　　　　　　　　　　　　（歩いた距離　16.4km）　　　　　2005.11.19

	国分寺町に入る。
マンホール：国分寺

　小金井駅の横のにぎやかな所を通ると、
左に小金井一里塚がある。
　江戸から２２番目で、
街道をはさんだ二つの塚がある。
「五間四方の四角形に築かれていたが、
今では変形して丸塚となっている」。
　日光道中で国の史跡になっているのは
ここだけである。

　慈眼寺がある。
　古く上野の豪族新田一族の祈願所であり、徳川将軍の日光社参の休憩所として有名であったという。
　観音堂と鐘楼は江戸時代のもので、華麗で品格があるといわれている。

　隣に金井神社がある。広い境内である。
　昭和17年（1942）の「江戸くずし」狛犬がいる。顔の造作がはっきりしたでぶである。

　このあたりが小金井宿でどっしりした白壁の家が残っている。

　田んぼの中のまっすぐの道をいく。
稲刈り跡のわらが束ねてある、
きれいなのんびりした農村である。

　JRの向こうに自治医大の新しい建物が見える。

　本来の日光道中は残っていないようだ。

	石橋町に入る。
マンホール：石橋町

　左にある星宮神社への曲がり角に、
10体ほどの石仏が集められてある。

　星宮神社は、遠いので行かないことにする。

　左に愛宕神社がある。
長い参道である。
　大正2年（1913）の「江戸くずし」狛犬がいる。
　耳が後ろに流れた鬼顔で、
尾が左右に分かれている。

　石橋宿の本陣、脇本陣は
現在お茶屋と写真館になっている。

　石橋駅で乗車して帰宅。