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第9日   間々田〜小山 (その1)  

             歩いた距離 12.1km     2005.11.03

                 

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 JR宇都宮線の間々田で下車する。

 駅前に、「蛇がまいた」の像と蛇祭りの説明板がある。

 

 国道4号線をいく。
 右に琴平神社がある。
 昭和7年(1932)の「江戸くずし」の狛犬がいる。石工は中島宇三郎である。 

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 左に隆昌寺がある。

 赤く塗られた不動堂がある。
ここに寝起(ねおこし)不動尊が安置されている。
「不動明王を背負い旅に立った棋庵和尚。衰弱がひどく、
当地で死ぬほど苦しんでいると、明王が枕辺に立って
『この地で人々の病難を救って福徳を与えよう』といい、
和尚を寝起こされると、疲労と病が一時に消えたという」。
 不動堂の床下に竹で編まれた蛇篭があり、
ワラが散らばっていたが、ここが蛇祭りの出発点である。

 境内に嘉永5年(1852)の十九夜塔がある。
 女人講中がたてたもので、台石に高低測量几号「不」が彫られている。

 左に本陣跡の説明版がある。

nikko09-02.JPG  先に進むと、左に参道がある。
 間々田八幡宮である。
 鳥居の奥のうっそうとした樹林の中に
長い参道が続いている。

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 大きな池がある。緑に囲まれ、きれいに整備されている。
 湖畔に、嘉永6年(1853)に立てられた
「古池や 蛙飛び込む 水の音」の芭蕉の句碑がある。

 間々田の蛇祭りでは、
この神社に蛇が10匹近く集合するという。

nikko09-05.JPG nikko09-04.JPG  この神社には、狛犬が3対もいる。
 安政3年(1856)の小型の
「はじめ」狛犬がいる。
 台座が地面に直接置かれている。
 右からア・ウンで、顔が扁平、
笑っているようで、おおらかな
埴輪のようである。
 前足が互い違いに前後しており、
尾はワラビ状に巻いている。

 昭和10年(1935)の「江戸くずし」の狛犬がいる。
 右からア・ウンで、鬼顔である。石工は古川町の石康○である。

nikko09-07.JPG nikko09-06.JPG  社殿の前に、台座が直置きの
文化10年(1813)の「江戸くずし」狛犬がいる。
 右からア・ウンで目が大きく、
後足がくっついていてカエル足である。
 石工は古河谷町の弥兵衛である。

  国道4号線にでて歩く。

 左側の浅間神社にいく。
 円錐形をしている高さ10mくらいの千駄塚古墳の上を神社にしたものである。
 この古墳の裾に家型の石棺が置かれていた。

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 畑の中の道をいく。

 大きな白壁の民家がある。

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