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第2日 浅草〜北千住 (その1)
本堂の前に、安政7年(1860)にたてられて 昭和30年(1955)に復元された「迷子しらせ石標」がある。 左側に「たづぬる方」、右側に「志らす方」と彫られていて、 張り紙に書いて、知らせあったものという。
ここに、はじめ狛犬が1匹だけ「先代」となって置かれている。
二天門から浅草寺を出る。
花川戸公園がある。 そこに九世市川団十郎の「助六歌碑」がある。「助六に ゆかりの雲の紫を 弥陀の利剣で 鬼は外なり」。
今戸神社がある。 源頼義・義家が奥州平定の時、 祈願したところである。
参道には金網で保護された「江戸」の狛犬がいる。 宝暦2年(1752)で、文政5年(1822)に再興されたと記されている。 石工は本多五郎兵衛忠広で、奉納者として火鉢屋中、土器屋、ほうろく屋などの42名の職人の名が 記されている。 この辺りは、今戸焼きが作られていた地で、その陶工達が奉納したもの。 左右ともアである。
拝殿の前に昭和40年(1965)の「鈴しょうわ」の狛犬がいる。