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第22日 馬籠〜落合〜中津川〜大井(恵那)(その3)
          
宿間の距離 4.5km+3.9km+9.8km   10.06.01

               歩いた距離 22km

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 案内板に従って左の細い410号線を行く。

naka22-104.JPG  石仏と板碑が小高い丘の上に立っている。
 将監塚か?
 案内板には、
2代目の美濃代官の岡田将監義同の墓
と伝えられるところの丘に、
五輪の石塔(宝筐印塔)が
立っていると書かれている。

naka22-105.JPG  三ツ家の一里塚跡がある。

naka22-106.JPG  坂本地区の下水のマンホールがある。

坂本:マンホール

naka22-107.JPG  「坂本立場跡」の案内柱がある。

naka22-109.JPG  「茄子川村の高札場跡」の案内柱がある。

naka22-110.JPG  田んぼの脇に
「尾州白木改番所跡」の案内柱がある。

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 茄子川は、中津川と大井間2里23町もあるので、
御小休所としておかれて休憩所の役割をはたした。

 茄子川集落には黒塗壁の二階屋がある。

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 茶屋本陣で皇女和宮も明治天皇も休憩した篠原家がある。

 家の脇は、中山道から遠州秋葉道への分岐点で、「秋葉大権現」と書かれた
常夜灯が立っている。

naka22-114.JPG  大きな自然石の
「中山道 是より大井」道標がある。

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 恵那市に入る。

 広重の図柄で「中山道 大井宿」と
書かれたマンホールがある。

中山道 大井宿:マンホール

naka22-116.JPG  3面の馬頭観音がある。

naka22-118.JPG  人家の玄関にワラで巻いた筒がたてかけてある。
 手持ち花火の筒のようである。

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 中山道が秋葉道と交叉するところに、
大きな永代灯がある。
 この灯籠は、頭と火袋の部分以外は、
自然石を利用した素朴な美しさがある。

 「中山道 岡瀬澤」の自然石の碑がある。

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 岡瀬沢の集落を行く。 落ち着いた家並みである。

naka22-122.JPG  庚申塔がある。
 奥瀬沢では、庚申講が盛んであったが、
講はおかみさんたちが支えてきた。

naka22-123.JPG  恵那市のマンホールがある。

恵那市:マンホール

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 甚平坂に馬塚の碑がある。
 昔々武術に優れ、鷹を上手につかう根津甚平是行が鎌倉幕府から
八重羽の雉という化け鳥退治を命ぜられる。
 大変苦労して、美濃の大井の里奥瀬沢で雉を追いつめたが、疲れ切った馬は倒れ
甚平もここで死んでしまう。
 このとき死んだ馬を埋葬した塚であるという。

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 根津神社の入り口に甚平坂石仏群がある。

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 「関戸の一里塚」の案内柱がある。

 中央高速を横断橋で越す。

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 菅原神社がある。 清潔な神社である。 青銅の牛がいる。

naka22-131.JPG  菅原神社から急な階段で下る。

naka22-132.JPG  馬頭観音がある。

naka22-133.JPG  上宿の石仏群がある。
 宿の人たちは、
ここを宿はずれとして数多くの石仏を立て、
病気平癒とともに悪病や悪人の侵入を防ぎ、
宿内の無事息災を祈った。

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 細い溝をきれいな水が勢いよく流れている。 

 山本用水という。
 恵那のこの辺りは、大変な水不足で困っていたので、
安永元年(1772)に、5400m程の長さの用水を
山本から阿木川の水を田畑の大切な灌漑用水として
引いてきた。

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明知鉄道のガードをくぐる。

高札場跡を通り、大井宿に入る。

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延寿院の前を左折する。

枡形の道である。

枡形が多い宿である。

naka22-136.JPG  本陣跡がある。
 昭和の火災でも焼け残った門が、
安土桃山様式を伝えている。

naka22-137.JPG 「火之要鎮 中山道大井宿」と
書かれたマンホールがある。

naka22-138.JPG  大井村の庄屋をつとめ、
酒造と商売をやっていた
「古山家 屋号 菱屋」がある。
 太い格子をはめた落ち着きのある造りである。
 ひしや資料館になっている。

naka22-139.JPG  犬矢来がある大きな家がある。

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 道が広く、戸長役場跡がある。
 2階は格子と虫籠窓で、がっしりした建物である。 
 戸長とは、明治以降の役職である。

naka22-142.JPG  「明治天皇行在所」の
石柱が立つ岩井家がある。

naka22-143.JPG  元角屋という旅篭であった旅館のいち川がある。
 建物は天明7年(1787)の大火災後のものだが、
旅館業は360年の歴史をもつ。
 大きさも、庭の緑も塀もさすがである。

naka22-144.JPG  枡形を曲がり、阿木川を大井橋で渡る。

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 これで、宿は終わりである。

 恵那駅に着き、名古屋で乗り換えて、帰宅。

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