中山道　22-2

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第２２日　馬籠～落合～中津川～大井（恵那）（その２）
　　　　　　　　宿間の距離　4.5km＋3.9km＋9.8km 10.06.01

　　　　　　　　　　　　　歩いた距離　22km

　１９号線を地下道でくぐり横切る。

　新しいかわいい双体道祖神がある。

　上金（うえかね）地区である

　白木改番所跡の碑が立っている。
　尾張藩は白木をはじめとする木曽五木の領外搬出を
厳しく取り締まるため、天明２年(1782)に番所を建てた。
　白木とは、檜（ひのき）など木の皮を削った
木地のままの木材のことである。

　旭ヶ丘公園がある。

　芭蕉の
「山路来て　何やらゆかし　すみれ草」の
句碑がある。

　三面の馬頭観音がある。

　坂を下り、歩道橋で車道を渡ると、高札場がある。

　常夜灯があり、二十三夜塔、庚申塔がある。

　駅前通を渡る。

　電線の地中化が
なされている。

　宿の商店などが残っている。

　栗きんとんで有名な「すや」がある。

　六斎市の幟が出ている。

　四ツ目川橋を渡ると、宿の中心の本町である。

　脇本陣はむかしの面影を残した
黒漆喰の家である。
瓦をふいた本ウダツがある。

　本陣跡がある。
　駐車場になっていて、
標柱と説明板が
立っているのみである。

　ナマコ壁の
土蔵がある。

　横町で、直角の枡形になっている。

　宿場町の入口から、
本陣、脇本陣が見通せないようにするためのものである。

　宿の京都側の
横町通りには、
現在も営業している
古い造りの商家が多い。

　菓子屋、酒屋、薬屋などがあり、旅館も多い。

　はざま酒造がある。杉玉が屋根の下に下がっており、看板には清酒恵那山とかかれている。
　また、街道側に、ばったり床机もつくられている。
　たたんだ状態とひろげられた状態がわかるのが、面白い。
　東海道を歩いたとき由比で見たものである。

　「下町」と書かれた常夜塔がある下町通りを行く。

　中津川橋で中津川を超える。

「柳町」である。

　自然石の馬頭観音と南無阿弥陀仏の石仏がある。

　駒場村の枡形がある。　高札場がある。　駒場村の道標がある。右大井宿、左中津川宿。

　小手ノ木坂の道標があり、横の階段を上る。

　石仏が多く立っている。

　その中に、双頭一身の道祖神がある。
　文化１３年(1816)に建立された男女別々の頭部を持ち、
肩から足下に掛けて一体となっている、珍しい石造物である。
　道標をかねており、上部に「是より苗木道」と書かれている。

　そこに、上宿の一里塚がある。
　塚が大きな木をのせて残っている。

　道筋の両側に水路がある。

　小石塚の立場跡の案内石柱がある。

　

　中央道中津川インターと国道１９号を
歩道橋と地下道で超えて旧道にもどる。

　大林寺跡の入口に、六地蔵石幢（せきとう）がある。
　明暦３年(1657)に造立されたもの。
　水害を避けること、極楽往生を願うもの、旅人の道中の安全を祈るものであった。
　石幢は六地蔵信仰と結びつき、龕部（がんぶ）に六地蔵が彫られている。
　室町末期から普及しているものだが、この地方では、数少ない。

　このあたりは、千旦林で、バス停がある。

　「式内坂本神社八幡宮」と書かれた立派な石柱がある。
　参道には灯籠が並んでいる。神社はJRの踏み切りの先にあるようなので、行かない。

　「千旦林村の高札場跡」の案内柱がある。

　三面の馬頭観音がある。

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