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第21日 野尻(十二兼)〜三留野〜妻籠〜馬籠(その2)
        
宿間の距離 10.1km+5.6km+4.5km    10.05.31

            歩いた距離 23.6km

naka21-51.JPG  妻籠宿に入る。

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 高台に高札場があり、下っていく。

naka21-54.JPG  小さな水車小屋がある。

 白漆喰の2階屋がならんでいる。
 電線やテレビアンテナが露出されていないので、空が広い。

naka21-55.JPG  お六櫛屋がある。

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naka21-61.JPG  ソバと五平餅で、昼食。
 五平餅は
「山の神の祈りの杣人の『晴れの食』なり、
白米を炊ぎ、練り、山の神の神饌とす」

 妻籠宿は、全国で初めての集落街並み保存に着手し、
昭和43年から復元保存工事に着手し、江戸時代の面影を残すのに努めた。
 生活と保存を一体的にしたところが妻籠宿の特徴である。

naka21-56.JPG  脇本陣が南木曽町博物館になっている。

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 道をはさんで島崎本陣がある。
 馬籠の島崎氏と同族で、
幕末に妻籠から「ぬい」が
馬籠の正樹(夜明け前の主人公青山半蔵)に嫁いだ。
7人の子をもうけ末っ子が春樹(島崎藤村)である。

 本陣を見物する。
 上段の間やカマド、湯殿、便所が興味深い。

naka21-58.JPG  妻籠郵便局も    
重要伝統的建造物群保存地区街並みの景観にあうように、
黒く塗られた出梁(だしはり)造りで造られていて、
「郵便資料館」もある。
 1・2階とも連子格子である。

naka21-62.JPG  道路の石垣が枡形になっているのがわかる。

naka21-63.JPG naka21-64.JPG  昔の旅館である
上丁子屋、
下丁子屋がある。

naka21-65.JPG  街道の右には、
軒下に御嶽講などの招き看板が多く並ぶ松代屋がある。
 現在も宿屋である。

naka21-66.JPG  汗かき地蔵堂がある。
 堂内には直径2mほどの自然石が安置されている。
 この石が常に濡れているようにみえるから、
汗かきという名がついたという。

naka21-67.JPG  家並みの中に、屋根を石で押さえた小さな家がある。
 下嵯峨屋で、昔、庶民の旅籠で、
家屋や生活用具などを展示している。

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 永楽屋という下駄屋がある。
 木曽ねずこは木曽五木の銘木のひとつである。
 軽くて堅く、水に強いことで、下駄の最適な素材で名産品にかぞえられる。

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 国道256号線を横切り、
家並みも切れた
細い道を行く。

 馬頭観音がある。

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 古民芸という看板がでた平屋がある。
 その軒に藁でつくった大きな馬がいる。
 臼が飼い葉桶のように置かれているのが滑稽で、お祭りの時にでも、
外にでて、引っ張られるのだろうか。

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 妻籠宿の大きな標示板があり、自然石の道標がある。
右が馬籠へ、左が飯田への追分である。

naka21-78.JPG  杉並木のなかの石畳道を行き、時々民家の前の石畳道を行く。

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 大妻籠の集落がある。
 白い漆喰の本ウダツの家が並んでいる。民宿「まるや」、「つたむらや」である。

naka21-81.JPG  自然石の、中山道 庚申塚と書かれた道標がある。

naka21-82.JPG naka21-83.JPG  庵看板に「こおしんづか」
と書かれた民宿がある。
 2階の軒に竹でつくった籠がかけてある。

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 山の中の細い道を行く。

 倉科祖霊社がある。

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 庚申塔がある。

 左には馬頭観音がある。
体は1つだが、にこやかな顔が
三面並んでいる。

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 道標に従い、木橋を渡る。

 「峠入口」のバス停がある。

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 林の中の石畳道を行く。「一石栃口」と書かれた「道標」がある石畳道を行く。

 樹齢300年の「さわら」の巨木があり、説明板に「天狗の腰掛と信じられてきた」とある。

 一石栃白木改番所跡がある。木曽から木曽5木の流失を厳しく取り締まったところという。

naka21-93.JPG  一石橋茶屋、牧野家がある。
 ここは立場茶屋で妻籠宿と馬籠宿の中間にあって、
旅人に休息と利便を与えた。
 往時は7軒ほどあったが今はこの一軒だけになっている。

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