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踏切を越えて、線路に沿った道をいく。
再び線路を越えて、164号線(旧中山道)に戻る。
境内にある公衆トイレの男女の案内が内裏雛の絵である。 鴻巣は人形のまちである。 「江戸宝永年間に、日光東照宮の造営に参加した京の彫刻師が、帰途にここに定住した」ことにより、 江戸中期には鴻巣の雛市は江戸の十軒店、越谷と並んで関東三大雛市といわれていたという。
通りには、瓦葺きで太い梁の木造商店や黒漆喰で白壁の蔵の商店などが残っている。
右に鴻神社がある。 鴻巣郷の総鎮守で、大きな神社である。
コウノトリ伝説の説明がされていた。 「昔、この地に木の神といわれる大樹があって、人々は供え物をして木の神の難を避けていました。 ある時、コウノトリがこの樹に巣をつくりました。 すると大蛇が現れて、その卵を飲み込もうとしたので、コウノトリは大蛇と戦い、 これを退散させました。 それ以降、木の神が人々を害することがなくなったので、人々はこの樹のそばに社を造り、 鴻の宮と呼び、この地を鴻巣というようになりました」。
宿が終わると、道は加美の追分で分岐し、左の365号線をいく。
道をまっすぐに進む。
一里塚跡の標柱が立っている。 説明板があるが、かすれて読むことができない。
線路に沿っていき、踏切をわたり斜め左に入る。 307号線にでて、車の多い通りをいく。