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第3日  浦和〜大宮〜上尾〜桶川(その2)
      
(北浦和)                                 2009.06.07 
          宿間の距離   6.1km+8.4km+3.6km 2010.01.10
               (歩いた距離    22.6km)        

  

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 上尾市にはいる。 

 寛政12年(1800)の庚申塔がある。
 道標も兼ねており、川越へ三里などと彫られている。

上尾市:マンホール

nakasen03-34.JPG nakasen03-35.JPG  愛宕神社がある。
 境内の横に、
享保7年(1722)の庚申塔がある。
 青面金剛が彫られていて、
その下に三猿が向き合ったように
座っている。

 上尾の市街地にはいる。

 氷川鍬神社がある。
 上尾宿総鎮守の古社であり、「お鍬さま」と呼ばれている。
 境内に、上尾郷二賢堂跡の碑がある。
 「二賢堂は、天明8年(1788)に神社境内に開いた郷学といえる聚正義塾の学舎の名称である。
南宋の大儒朱文公(朱子)とわが国の学問の神様菅原道真の二人の賢人を祀る意味から
二賢堂と名付けられた」。

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 氷川鍬神社の正面には本陣、脇本陣があり、上尾宿の中心であった。

 右に、延享2年(1745)の庚申塔がたっている。

nakasen03-40.JPG  街道の角をポケットパークのようにして花が植えられ、
「彩の国 平成の道標」に中山道上尾宿と書かれた道標がある。
 昔の高札のように小屋根がかけられた、宿の説明板がたっている。 

nakasen03-41.JPG  屋根の上に、瓦づくりの鍾馗様がのっている。
 「大火に悩まされた上尾宿では、
屋根に災い除けの鬼瓦を上げるようになりました。
鬼瓦ににらまれると疫病がくるとか魔がさすとかいわれることから、
向かいの家では鬼より強い鍾馗様を屋根に上げて
対抗するようになった」という。

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 北上尾駅の横を通る。

 164号線(旧中山道)と交差して、べにばな通りがある。
 道の角に黒板塀の旧家がある。
 武州べにばなの仲買をしていた立て場であったという。

nakasen03-43.JPG  桶川市にはいる。

桶川市:マンホール

 線路沿いにある諏訪雷電神社にいく。
 新しい、小さな神社であるが、江戸時代には街道筋にあり、
滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」に神社の名がでているという。
 平成13年(2001)の「渡来」狛犬がいる。
 立ち上がったような姿で、顔が異相で、左右ともアである。
 右アは玉を持っており、雄である。左アには子狛がいて、その口の中にも玉がある。
 このような異相の「渡来」の狛犬は、江の島の児玉神社で見て以来である。

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 住宅地の中の道を通って164号線にでる。

 道の所々に、
木製で駕籠を模した大きな集合ゴミ箱がおかれてあった。
 板の壁に紅花の絵が描かれている。

nakasen03-48.JPG  街道には、戸袋を銅板で化粧した民家がある。  

nakasen03-49.JPG  宿の南の木戸跡碑がある。ここからが桶川宿である。

nakasen03-50.JPG 屋根瓦の上に鍾馗様がのっている家がある。

nakasen03-51.JPG nakasen03-52.JPG  左に武村旅館がある。
 江戸時代後期の旅館の面影を残していて、
「手は加えられているが、
中山道側の土間や階段また間取りなどは
当時の姿をよく残している」という。

nakasen03-53.JPG  通りから左にはいり、桶川駅で乗車して、帰宅。

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