公園を回り込むように行くと、芋観音で有名な長昌寺がある。
「かつてこの地に一年中芋の葉が茂る池がありました」「戦国時代末期、池の近くに
観音堂が立てられ、この観音様は人々から病苦を抜き去ってくれる恵み深く、
また容貌を美しくしてくれる」ので、芋観音として信仰を集めたという。
この観音堂の前に、天保7年(1836)の「江戸」狛犬がいる。
尾が身体に沿って上に流れている。右アにはオッパイを飲んでいる子狛がいる。
石工は深川の石屋勝治郎。
境内に、この地で34歳の若さで亡くなった直木三十五の墓がある。 |