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第7日 修善寺(その1)
今日は修善寺を散策するため、修善寺で下車する。
修善寺は、伊豆箱根鉄道の終点であり、中伊豆の温泉町で、源氏ゆかりの地である。
修善寺川沿いの県道を西へ行く。 うなり石というバス停があり、人家の庭に大石が置かれてある。
なお行くと、右側に日枝神社がある。 頼家も範頼も深く尊崇したという。
参道に信功院跡の説明がある。 「源範頼はこの信功院に幽閉されました。 建久5年(1194)に梶原景時の不意打ちに会い自害しました。 信功院は後に庚申堂となり、今は庚申塔一基が残って います」。
修禅寺がある。 この寺は大同2年(807)、弘法大師が開山したものである。
頼家は建仁3年(1203)、この寺に幽閉され、 叔父北条時政に殺された。 それ以前、建久5年(1194)には範頼も当寺に幽閉されて いる。