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第6日 韮山〜修善寺(その1)     

                     歩いた距離 16.3 km  2003.08.23

 修善寺まで歩くことにし、伊豆箱根鉄道の韮山で下車する。

 国道136号線に出るところのバス停が「北条」で、
この地が蛭ヶ小島に流された頼朝を監視した北条氏の居所であった。

 国道を南下する。

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 1本右の細い道に成福寺がある。
 ここは鎌倉幕府の8代執権の北条時宗の子正宗が
建立したものである。
 蓮の花がきれいな庭がある。

izu06-02.JPG  寺の裏には正宗の父時宗や母と一族の供養塔がある。

izu06-04.JPG  その奥に堀越(ほりごえ)御所跡がある。
 ここは、室町幕府が古河公方に対抗して足利政知を
伊豆に配置した所といわれている。

izu06-05.JPG  また、結婚した頼朝と政子の新居がこの辺りにあったといわれている。
 近くに石垣に囲まれて政子の産湯の井戸がある。

izu06-06.JPG  細い道が旧道のようで、少し行くと願成就院がある。
 ここは、北条時政が文治5年(1185)奥州の陣で
頼朝の戦勝を祈願し、建立したものである。
 運慶が造った阿弥陀如来像がある。

izu06-07.JPG izu06-08.JPG  その裏に、守山八幡宮
ある。
 ここは、治承4年(1180)に
頼朝が目代の山木兼隆を
襲い、兵を挙げたとき
平家追討を祈願した所で、
「旗上げ八幡」ともいう。
 鳥居の奥の急な階段を
上ったところに社殿がある。

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 その先に真珠院がある。緑に囲まれた大きな寺である。

 寺の横が狩野川の支流の古川で、
政子と結ばれる前の頼朝が契った、伊東祐親の娘
八重姫が頼朝と無理に離されたのを嘆き、
狩野川に入水した所であるという。

 国道に出て歩く。
 伊豆長岡駅を左に見て南下する。
 鉄道の踏切を渡り、山裾の道を行く。鉄道の線路と狩野川を左に見ながら歩く。

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