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第4日 熱海〜三島(その2)     

                    (歩いた距離 22.9 km  2003.05.03)

 

izu04-12.JPG  熱海峠に着く。ここから函南町に入る。

函南町:マンホール

izu04-13.JPG  十国峠入り口でもある。
 正面に富士山が見えるが、全体がかすんでいることと
薄い雲があってぼんやりしている。
 ここは伊豆スカイラインの終点でもあり、
車の通りが多いが店が一軒もない。

 ここからは三島方面への下り坂である。車が少なく歩くのに楽である。

izu04-14.JPG  軽井沢地区に出ると竜泉寺がある。
 茅葺きの小さな堂がある。

 道をへだてて雷電神社がある。大きな境内に小さな社殿である。
 狛犬は昭和45年(1970)の「しょうわ」である。
 文字だけの大きな馬頭観音が立っている。

 

izu04-16.JPG izu04-15.JPG  子規の句碑が建っている。
 「唐きびの からでたく湯や 山の宿」。
 これは「明治25年10月の夕暮れ、
韮山から熱海に向かった子規が
この地に宿を求め、素朴な内にも心温まる
もてなしを受けてこの句を詠んだ」
ものである。

 下軽井沢でバス道から分かれ、丹那盆地への南の道をいく。
 東海道線の丹那トンネル、新幹線の新丹那トンネルの上を歩くことになる。
 この辺りは酪農業が集まっている。

izu04-17.JPG  その一角に酪農王国オラッチェがある。
 農産物、乳製品、地ビールを直販し、体験工房や小動物とも触れあえる
ファミリー・ブレイク・スポットである。
 休日で天気も良いので、多くの家族連れがマイカーで来場して
楽しんでいる。

 八島手神社がある。
 小さな神社で、石段の下に大正13年(1924)の「江戸くずし」狛犬がいる。
 右アの口の開き方が恐竜のようで、尾は体に沿って流れている。
 左ウンの牙は鋭く、尾は太く立っている。

 境内に白蛇石と亀石が置かれている。

izu04-18.JPG izu04-19.JPG izu04-20.JPG

 国道に入り、ひたすら歩く。
 函南に2qの表示があるところから人家が多くなる。

 少し左に入ると平井天地神社がある。
 拝殿の前に大正10年(1921)の「江戸くずし」の小さな狛犬がいる。
 右からウン・アでたてがみも尾も長く流れている。
 「東宮殿下欧州御巡覧アラセラレ御帰朝紀年」と建立理由が書かれている。

 NTT東日本伊豆病院のところで国道から右に分かれる。
 右側に雷電神社があり、御大典記念の平成3年(1991)の「新しょうわ」の狛犬がいる。

izu04-21.JPG  来光寺川大土肥橋で渡る。

 函南町役場の前を通って、商店街を行くと伊豆箱根鉄道の大場(だいば)駅に着く。
 ここで三島神社からくる下田街道とぶつかるので、根府川往還の散歩はここで終える。
 乗車して、三島でJRに乗り換えて、帰宅。

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