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第4日 熱海〜三島(その1)     

                     歩いた距離 22.9 km  2003.05.03

 今日は三島までの根府川往還を終えるために、熱海で下車する。

izu04-01.JPG izu04-02.JPG  駅前のアーケードを通る。
 まだ朝が早いので、観光客も少ない。
 土産物を扱う魚屋の前では、
イカとサンマを天日干しにしている。

izu04-03.JPG izu04-04.JPG  大通りを下がっていくと、
曲がり角に南明ホテルがある。
ここが「豆相人車鉄道」の終点で、
ホテルの玄関脇に小さな客車を
3人の車夫が押している
レリーフが貼られている。

 この年(平成15年)の6月7日に、
名古屋の中学校の同窓会が熱海のホテル池田で開かれた。
 パンフレットによれば、「人車鉄道」はこのホテルの横を通っていたようなので、
ホテルの年配の支配人に聞いてみた。
 「豆相人車鉄道」は熱海に近づくと国道135号線から山側に分かれ、
現在のホテル池田の従業員宿舎と駐車場の前の細い山道を通り、汐見洞の先の県道に出て、
熱海聚楽ホテルの裏の細い道を通り、日本通運健光荘の横から広い通りに出て坂を下り、
道の曲がり角が南明ホテルで終着駅であったと、熱海の地図に線を引きながら教えてくれた。

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 南明ホテルから坂を上り、JRのガードをくぐると
すぐ来宮神社である。
 天然記念物の樹齢2000年といわれる大楠がある
落ち着いた神社である。
 大正7年(1918)の「江戸くずし」の狛犬がいる。
右アは口を横に広げ牙が鋭い。
 社殿の中に神殿狛犬が置かれてある。

 境内にはこの地で亡くなった徳富蘇峰の顕彰碑がある。

izu04-06.JPG izu04-07.JPG izu04-08.JPG  境内に
三峯神社
小祠があり、
その前に
昭和47年(1972)の
小型の「ヤマイヌ」
がいた。

 来宮神社の横のバス道の坂を上る。

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 日金山東光寺への長い参道の入り口がある。

 石仏が多く置かれ、
「従熱海十町日兼ね迄四十町」と書かれた
道標もある。

 私たちは熱海峠への道を行くので、東光寺へはまたの機会にする。

 坂を上っていくと、企業の保養所が多い。
 竹の茶屋というバス停がある。ここには、強い日差しを受けて緑が淡い竹林がある。
 緑の中の上り道をいくと、西熱海ゴルフ場の横を通る。

 なお行くと広い道が交差し、車の往来が激しくなる。
ここに姫の沢公園があり、犬を連れた家族やグループが多い。

izu04-11.JPG  公園のわきを通り、さらに急な坂を上っていくと、
熱海市の新しい火葬場がある。
 

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