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第2日 真鶴〜湯河原(その1)
謡坂を下ると岩漁港の集落で、観光客向けの商業地になっている。
岩漁港は、石橋山で敗北した後、源頼朝が船で安房へ逃れた浜である。 天気が良く、漁船が少なくてのんびりした風景である。
海沿いの道を行く。岩が切り立って海に迫っている。
貴船神社がある。
石段の下には、明治6年(1873)の「江戸」狛犬がいる。石工は当村の高橋源吉で、 獅子頭のような顔つきで頭と前足が大きい。
岬の先端に真鶴ケープパレスがある。
その庭に与謝野晶子の「わが立てる 真鶴崎が二つにす 相模の海と伊豆の白波」の 歌碑がある。 ここに幕末に台場(砲台)を築いたという碑が立っている。
潮騒遊歩道で、駿河湾側の岩場の海岸に出る。 釣りをしている人や家族連れで岩場を散策する人がいる。