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      江の島 その1

              2002.01.26  2010.04.18

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 小田急の片瀬江ノ島駅で下車する。
 その駅舎は竜宮城のイメージに造られている。

 江の島は、安芸の厳島、近江の竹生島とともに
日本三大弁財天の一つである。

 島に渡る弁天橋に、
「名勝之史蹟 江ノ島」の石柱が立っている。

 橋を渡ると、延享4年(1747)の緑青がふいた青銅の鳥居がある。

 参道は、みやげもの屋や食事処が並んでいて観光客の人の流れがはげしい。

 左に旅館「恵比寿屋」があり、その玄関先の弁天堂の前に「江戸尾立」の狛犬がいる。

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 赤い大きな鳥居があり、それから中全体が江島神社である。

 江島神社は、辺津宮、中津宮、奥津宮の三宮からなり、
「社蔵の江島縁起によれば、欽明天皇の13年(552)に創建された」
という。
「寿永元年(1182)、源頼朝が奥州平泉の藤原秀衡を調伏するため
文覚上人に弁財天を勧請させ、江島明神と称して幕府の祈願所とした」。
そして「江戸時代になって、庶民の間に信仰が広がり
江島詣でが盛んになった」という。

 一番初めが辺津宮

 その入り口の赤い鳥居のところに大型で慶応元年(1865)の「江戸」狛犬がいる。
 石工は陣内平次郎である。
 おかっぱ頭で唇が厚く、ウンがたてがみを口にくわえ、かわいい仕草である。
 尾は左右に流れていて「江戸」狛犬の典型である。

 この狛犬の寄贈者は長堀検校(けんぎょう)と台座に記されている。
 島内に墓がある杉山検校の系列であろうか。

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 辺津宮本殿への石段には瑞心門があり、
右から青と青緑の色鮮やかな唐獅子の大きな絵が飾られている。

 拝殿の賽銭箱は大きな巾着の形をしていて、珍しい。

enosima07.JPG  辺津宮の境内には弁天堂があり、
中に弓や刀を持った八臂弁財天と琵琶を抱えた
裸弁財天が奉安されている。
 弁財天は、鎌倉時代には戦勝祈願の神様であったが、
江戸時代には芸能、音楽上達祈願の神様として信仰された。

 摂社の八坂神社がある。

 安永10年(1781)の「江戸尾立」の狛犬がいる。石工は八丁堀喜兵衛と読める。
まっすぐ立った尾が特徴で、アに擬宝珠、ウンに角がある。

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 辺津宮の傍らに児玉神社がある。

 これは、日露戦争当時満州軍総参謀長として現地に赴き、旅順や満州でロシア軍に
勝利を収めたことで有名な児玉源太郎を祭った神社である。
 長い参道を奥に入っていく。

 拝殿前に、彫刻が細かく、身体をくねらせて、いかにも獅子の変形といった昭和5年(1930)の
「渡来」狛犬がいる。雌雄とも印がついている。

 雄が銭を持ち、雌が子供を持っていて、口の中で石の玉を転がしている。

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